へっぽこ編集者が
カメライターになるまでの道のり~第1話~

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投稿者:YASHIRO TOMOMI

はじめまして、Webエディターのヤシロです。Web業界に転職するまで、出版社で雑誌の編集者をやっていました。(花の)20代をすべて仕事に捧げたと言っても過言ではないほど、男臭くむさくるしい業界で揉まれに揉まれまくってきました。

とはいえ、雑誌の編集者として得たものは、鋼の精神だけではありません。企画、ロケ、取材、執筆、たまにカメラ……とまぁ、必要に迫られてさまざまな対応を求められる環境に長いこと身を置いていたので、場数だけは一丁前と言えるかもしれません。

そんな私が、これまで遭遇してきた撮影現場のリアルとともに、“エディターときどきカメライター”の立場で乗り越えてきた事例(小ネタ?)を紹介していきます。ゆくゆくは、「カメライターになりたい!」という人たちの、ちょっとした励みになれば幸いです。
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カメライターは一日にして成らず

前置きとして、誰でも簡単に名乗れるほどカメライターの仕事は甘くはないということを、プロとしてカメライターに従事する方々に代わってお伝えしておきたいと個人的に思います。写真、文章どちらも半端なクオリティーで満足していては本気でやっている方々から見ると「なんだかなぁ」ですし、そもそもそんな仕事は長続きしないでしょう。だからこそ、ときには「実力のあるプロにお願いする」といった、状況に応じた判断も必要だと感じています。

とはいうものの、雑誌業界ではときに「安く、早く」が求められ、編集者が執筆だけでなく写真を撮る場面も少なくありません(もちろん、手出しできない領域はある)。かくいう私も、あくまで「必要に応じて、自分が撮れる範囲だけ」で細々と経験を積んできました。そうやって現場での叩き上げで一眼レフカメラを扱えるまでになりましたが、前述のとおり、大がかりな撮影など求められる写真の内容によっては役割を線引きすることも大切です。

以下からは、失敗しながら鼻水たらしながら歩んだ“ときどきカメライター”になるまでの半生(大げさ)を、実際に体験したエピソードをもとに紹介していきたいと思います。

試練1:表紙を飾るオーディションで、カメアシとして「子どもの笑顔をさらう」

雑誌の編集者とは、“なんでも屋”として裏方(雑用)に徹することもしばしば。新卒で入社した会社では、表紙を飾るキッズたちのオーディションがあり、プロのカメラマンにアシスタント(カメアシ)としてくっ付いて撮影サポートを行っていました。

その任務とは、「子どもを(カメラ目線で)笑わすこと」。一見、ちょろいと思うかもしれませんが、これがまた想像以上に高難度。“イヤイヤ期”と呼ばれる第一次反抗期真っ盛りだったり、人見知りを炸裂させてギャン泣きされたりと、撮影どころではなくなることも。

当時、撮影現場はおろか、カメラの「カ」の文字すら知らないペーペーに与えられたミッションは、「子どもをリラックスさせ、なおかつ審査員の目に留まるかわいい笑顔を引き出すこと」だったのです。

初めてのカメアシで悟ったこと

  • ぬいぐるみやおもちゃで気を引けるほど子どもはちょろくない
  • このご時世、見知らぬ人に名前を呼ばれても振り向かない
  • おませで口が達者な子に勝てる気がしない
  • 収集がつかなくなると、もはや親でもお手上げになる

カメアシが役に立たないと悟ったカメラマンはまず、お手製のアンパン〇ンのミニ人形を一眼レフカメラのファインダー付近に装着して子どもの視線をさらい、それでも食いつかない子には口を鳴らして(プルプルプル……的な)興味を引き付け、極めつけは人気キャラクターのモノマネを披露。子どもの表情がゆるんだ瞬間をすかさず写真に収めていきました。その対応は神がかっており、これぞプロのなせる業だと痛感しました。

失敗から学んだこと

  • 被写体に対してのリサーチを徹底して行うこと
  • 撮影の邪魔にならないカメラマンとの距離感をつかむこと
  • カメラマンがスムーズに、かつ気持ちよく撮影できる場を作ること
  • 美しさにこだわるため、ときとして子どもの鼻水を拭いてあげること

こうして何度も失敗を繰り返しつつ、ペーペーなりに撮影現場でのサポート経験を積んでいきました。「1mmもカメライターとしての話ではないじゃない!」とお気づきの方もいるかもしれませんが、こうした下積み時代で学んだ経験が、カメライターとしての血となり肉となっていく(かもしれない)話はまた次回に。

まとめ

私がカメライターとして仕事を任せてもらえるようになるまで、相当な場数を踏みながら、さまざまな場面に遭遇してきました。大失敗しながら、大迷惑をかけながらも今回紹介したカメアシのサポートをはじめ、レフ板もち、スタジオ選定、ロケハン、ときに手タレなどのモデルなど、撮影現場の中でいろいろな立場で関わってきたからこそカメライターとしての必要なスキルを身に付けられたような気がします。

くじけそうになったときに、この“へたれ編集者”のコラムを読んで元気になってもらったり、さらにお仕事のご用命をいただいたりできるような、そんなコラムを目指していきます! どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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この記事の投稿者

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TOMOMI YASHIRO

コンテンツディレクター/ライター

Web業界に転職するまで、長いこと出版社で雑誌の編集者として身を捧げてきました。そこで得たものは鋼の精神だけでなく、企画・ロケ・取材・執筆・カメラと、現場での叩き上げでこなしてきた経験値……と言いたいです。カメライターとして仕事を任せてもらえるまでの”へたれエピソード”をコラムにしていますので、ぜひご一読ください。

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