YouTubeに公開するだけではダメ!?
検索優位につながる
SEO対策をやるべき2つの理由と5つのポイント

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みなさんはYouTubeの動画をどのくらいの頻度で見ていますか? 自分自身ではそんな頻繁に見ていないと思っているかもしれませんが、想像以上に視聴している可能性があります。

なぜかというと、YouTubeの動画を見る=YouTubeのサイトに行って動画を見るだけではないからです。

YouTubeには埋め込み機能があり、そちらを活用すれば自分たちがYouTube上投稿した動画が他のサイトでも見られるようになります。つまり、Googleの検索エンジンなど他サイト経由で無意識のうちにYouTube動画を見ている可能性があるのです。

この機能を活用したブログ記事はこちら→「4つの特徴で知るバイラル動画とその成功事例」

今回は、YouTubeでSEO対策を行って上位表示されるための動画対策をご説明します。

YouTubeに関するアンケート結果をご用意しました

 

1.一般企業でもYouTubeでSEO対策を行なう必要性と2つの理由

YouTuberや芸能人はともかく、「一般企業の動画がYouTubeで上位表示される必要性ってあるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実はGoogleやYahooなどの一般的な検索エンジンのSEO対策と同じくらい重要です。

では、なぜYouTubeでSEO対策を行う必要があるのでしょうか。2つの理由をお話したいと思います。

まず1つ目の理由は、YouTubeを利用しているユーザーの多さ。世界で1日に全インターネット人口の3分の1を占める10億人以上のユーザーがYouTubeを利用しています。1日あたりのトータルの視聴時間は10億時間にも上り、視聴回数は数十億回にもなります。

参照:

数字が大きすぎてあまりピンとこないかもしれませんが、YouTubeは世界で2番目に多くのユーザーが使用している検索エンジンなのです。

最も多くのユーザーが使用している検索エンジンといえばご存じ通り、Googleです。2016年において、全世界のインターネットユーザー数は、お約34億人という結果が出ています。

全世界のインターネットユーザー数
参照:Internet users in the world

そして、その34億人の中でGoogleを使っている割合は約70%です。ということは、全世界で24億人の人がGoogleを使っている計算になります。
Googleのユーザー数
参照:Desktop Search Engine Market Share

YouTubeのユーザーが10億人なので、Googleと比べると倍以上ユーザー数に差がありますが、Googleなどの検索エンジンを使ってYouTubeに流入してくるので、「YouTubeとGoogleのユーザー数には倍以上の差がある」とは一概には言えません。

2つ目の理由ですが、YouTube検索が上位になれば、Google検索でも上位になるということです。

2006年9月にGoogleがYouTubeを買収したということもあり、YouTubeでの検索結果がGoogle上の検索結果にも少なからず影響があると予想できます。また、YahooもGoogleの検索エンジンを使っているということもあり、Googleと同様の結果になると考えられます。

Google・Yahoo・Beingなどの有名な検索エンジンには、検索ツールにある「すべて」の横に「動画」という項目があり、検索したキーワードに関連のある動画が一覧で表示されます。

さらには、検索ツールの「すべて」の欄自体に動画が載れば、同時にサムネイルも表示されてインパクトを強くできます。

動画検索

このように検索結果自体に動画が上がってきたり、検索ツールの「動画」タブを目にしたりすることで、動画を検索しようと思っていなくても最終的に動画にたどり着く可能性もあり得ます。

以上の2つの理由により、YouTubeでもSEO対策を行うと企業にとってもメリットは大きいということがご理解いただけたかと思います。

2.YouTubeでのSEO対策に必要な5つのポイント

それでは、YouTubeでのSEO対策の具体的なポイントを解説します。
YouTubeでは、「視聴回数」が多い動画よりも、「総再生時間」の長い動画が検索に優位になります。

参照:」

では、「総再生時間」を長くするために、どんな工夫ができるのでしょうか。

総再生時間を長くするために必要な5つのポイント、①タイトル・②説明文・③タグ・④サムネイル・⑤動画の内容をご紹介します。
YouTube図

1.タイトル

ユーザーの目的に合わない動画は、すぐに閉じられてしまいます。動画の内容に合ったキーワードを入れることが大切です。

2.説明文

関連動画や再生リストのリンクを入れることで、自分が持つほかの動画への視聴を促すことができます。また、オフィシャルサイト、ソーシャルメディアのアカウントのリンクを入れることで、動画視聴後にYouTube外の行動を喚起することもできます。

3.タグ

タグはユーザーには見えませんが、検索エンジンが動画を認識するために必要で、検索結果や関連動画の表示に影響します。タイトルと同様に、動画の内容に見合ったキーワードを入れることが大切です。また、他の動画とタグを共通にすれば、相互に関連動画として表示されやすくなります。

4.サムネイル

動画の内容が一目でわかる画を選びます。さらに、テロップを入れてアピールしましょう。サムネイルは小さく表示されるので、鮮明な画を選んだり、大きくテロップを入れたりする工夫を忘れないでください。

5.動画の内容

・冒頭15秒で惹きつける
多くのユーザーが、冒頭15秒で視聴を続けるかどうかの判断をしています。できるだけ長く動画を見てもらうために、冒頭でユーザーの気持ちを惹きつける演出を心がけましょう。

参照:

当たり前の話ですが、動画を制作する際に大事なことは「伝えたいことを明確にする」ということです。「ユーザーにとって有益な情報かどうか」という視点をもって伝えるべき情報と必要のない情報を選別し、動画を制作しましょう。

3.《おまけ》動画分析

最後に、YouTube上に動画をアップした後のトラフィックソースの例をお伝えします。

下の図は、ある歯科医院のPR動画のトラフィックソースです。トラフィックソースでは、どこからユーザーの流入があるかを見ることができます。

「外部」とは、SNSや外部のWebサイトなどの埋め込み動画から、「関連動画」とはプレーヤー画面の右横に表示される関連動画、または動画の再生直後にプレーヤー画面に表示される関連動画からの流入です。

YouTube トラフィックソース

3月23日の公開直後、YouTube検索「歯科」「歯医者」というキーワードからの流入が伸びました。タイトル・説明文に「歯医者」、タグに「歯科」「歯医者」と、キーワードを設定したことが要因の一つと考えられます。

3月26日には、医院のFacebookでシェアされたことによって外部からの流入が伸びました。さらに、友人の視聴によって平均再生率が高くなったことで、検索が優位になり3月27日の関連動画からの流入にも影響を与えたと考えられます。

このように上記でお伝えした5つのポイントを踏まえて制作した動画をFacebookなどのSNSで宣伝することで、YouTube上での検索以外で動画を視聴する人が増えました。平均再生率を上げることに成功し、SEO的にも優位になる結果となりました。

4.最後に

SEOに強く、再生されるYoutube動画を作りたいと思っている方は、ぜひC-NAPSにご相談ください。企業ブランディングやインタビューコンテンツを中心に2,000超のWeb動画制作実績があるほか、インタラクティブ動画の企画・設計、VR動画のプランニング、ドローンによる空撮プロモーションなど、次世代の動画ソリューションをご提供できます。

今回参考にしたサイトは、下記の通りです。

Internet users in the world
Desktop Search Engine Market Share

 

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