マルケト(Marketo)の
ランディングテンプレートの作り方
以前、Marketo(マルケト)のメールテンプレート作成について解説したブログを書きましたが、今回はランディングページテンプレートの制作について解説していきます。
ランディングページテンプレートの種類
Marketoでは2種類のランディングページテンプレートが用意されています。
- ガイド付き
- フリーフォーム
ガイド付き
あらかじめ編集できるところを指定しているテンプレートです。ユーザーの操作は簡潔ですが、その分自由度がないので、事前にコンテンツ構成をしっかり設計しておかないと、思い通りのランディングページを作ることができません。
フリーフォーム
ランディングページ制作時に、管理画面上でコンテンツ要素をドラッグ&ドロップしてページを構成することができるので、自由度が高いテンプレートになりますが、ビジュアルデザインとしては簡素なイメージにならざるを得ません。サンクスページなど、訴求要素が少ないページに向いています。
ランディングページテンプレート構築の特徴
今回ご依頼いただいたのは「ガイド付き」でしたので、その解説をしていきます。
基本的には、一般的なWebサイトのコーディングをしていけば問題ありませんが、テンプレートとして可変したい箇所は、Marketoの仕様に従う必要があります。
可変したい要素としてよくあるもの
コンテンツ上、可変したい要素として主に上げられるものは
- 見出しのテキスト
- 本文のテキスト
- リンクやボタンの設定
- リンクやボタンの文言
- 画像
- 色
- 見た目には見えないタイトルやOpen Graph情報
などが挙げられます。
これらは、Marketoでのメールテンプレートの作成記事で紹介している方法を使えば解決できます。
※メールテンプレートの作成記事で紹介している「画像にリンクを設定する方法」は、Marketoのドキュメントにあるガイド付きランディングページテンプレートについての仕様にはありませんでした。
もしかすると同じように使えるのかもしれませんが、変数を活用してhref属性値を指定するのが無難だと思います。
Marketoで用意されているガイド付きランディングページテンプレート
0からコーディングすることが難しい場合は、あらかじめMarketoが用意しているテンプレートを編集して、カスタマイズをするのもいいかもしれません。
コンテンツ構成の設計を事前に決めておくことが重要
消費者の心理的プロセスとして例えば、AIDMA(アイドマ)と呼ばれるものがあります。
自社の商材に対して、どのようなターゲットに向けて、どのように態度変容させるかをあらかじめ設計しておくと、テンプレートに対してスムーズにコンテンツを当て込むことができます。
弊社は、各種マーケティングオートメーションの導入・運用支援もしておりますが、コンテンツの制作・運用もしております。
昨今はマーケティング関連のツールに目が行きがちですが、コンテンツに向き合わないとマーケティング活動はできません。
マーケティングツールとコンテンツの両軸で支援させていただくことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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