SNS動画広告でYouTubeが選ばれる
理由と効果、注意点を知ろう
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動画共有サービスとして始まったYouTubeですが、ライブやコメントなどの機能が追加され、今やFacebookやTwitterなど他の主要SNSと並んで無視できない、一般的なユーザーに親しまれているSNSサービスとなりました。
動画コンテンツの重要性を示すデータとして、「ネット機器利用時間とネット動画視聴時間(性別、年代別)」がありますが、意外なことに、どの年代においてもコンスタントにネット機器利用時間の約半数の時間を動画視聴に費やしています。
若者だけが動画コンテンツを消費していそうというイメージではないことがわかります。
動画コンテンツを視聴するサービスとして、YouTubeの存在感もダントツなのが他の調査でもわかっています。
【動画広告ユーザー調査】内容を最も覚えているのはソーシャルメディアの動画広告!?~第2回 マクロミル×デジタルインファクト共同調査~
広告などのPRにおいて、YouTubeは十分なポテンシャルがあるプラットフォームであるということがよくわかります。
特に動画プラットフォームにおいて、動画の広告が出ることはとても自然に感じるので相性がよく、加えて、テキストや写真よりも動画の方が広告主の伝えたいことが伝わりやすいということはいうまでもないかと思います。
テレビなどのこれまでのマスメディアに似ている要素がありますが、インターネットならではの決定的な違いを理解して、YouTubeが選ばれる理由について知っていただければと思います。
TVCMとインターネット動画広告の違い
一言で言うと、インターネット動画広告は、TVCMではリーチできないユーザーに、精度の高いターゲティングで安価に訴求できることが可能です。
各プラットフォームの様々な項目で特徴をみてみましょう。
TVCM | インターネット動画広告 | |
---|---|---|
リーチ | TV視聴者 | PC/スマートフォンユーザー |
ターゲット | 地域や時間帯 | 年齢、性別など属性を特定して配信 |
配信時間 | 決められた時間のみ配信可能 | 放映時間は任意に指定可能 |
効果測定 | 購買行動につながったかを測定するのは困難 | 閲覧したユーザーの行動追跡や態度変容の確認ができる |
制作費 広告費 |
高い 数千万円~数億円 |
安い 数万円~数十万円 |
YouTube動画広告の特徴
一般的なインターネット動画広告の特徴は上記で説明しましたが、YouTubeにはそれに加えて独自の広告フォーマットごとの特徴があります。
YouTubeで取り扱っているは、TrueView動画広告、バンパー広告、アウトストリーム広告の3種類ありますが、映像表現自体を訴求し、動画広告として扱うものはTrueViewインストリーム広告になります。
-
30秒以上視聴されたら課金されるので、30秒未満の再生は実質無料で再生される
※30秒未満の動画は、最後まで視聴された時点で課金 - Call-to-ActionオーバーレイというYouTube外へのリンクを設定できるので、オウンドメディアへの問い合わせなどの動線が作れる
TrueViewインストリーム広告のデメリット
一方で、テレビCMと同じようなデメリットがあることも理解しておきましょう。
-
視聴者にとって興味がない場合、動画が再生されて5秒経過するとスキップすることができる
※5秒以上閲覧を強制させることも可 - 強制的に表示される広告に対して不快に思われる可能性がある
YouTube動画広告のブランディング効果
広告が5秒後にスキップできる動画(選択プレロール)とそうでない動画(通常プレロール)のブランドへの効果がどのように異なるのか調査したレポートを、YouTubeのサービスを提供しているGoogleが公開しています。
通常プレロール(5秒後にスキップできない動画)は商品の認知に効果的
広告非接触者と比べると、通常プレロール / 選択プレロールともに、2 回の視聴で商品に対する認知が高くなり、1 回の視聴者も含めると、選択プレロールよりも通常プレロール視聴者の方が認知が高かった。
通常プレロールは「なんとなく知っている」が高くなった一方、選択プレロールでは「知っている」という回答が高くなった。
商品の認知効果においては、通常プレロールの方が高いという結論になりました。ただし、認知の深さという観点では選択プレロールの完全視聴者の方が「知っている」という回答率が高く、商品をより理解してほしい場合は選択プレロールが効果的と言えそうです。
選択プレロール(5秒後にスキップできる動画)は商品やブランドの理解に効果的
広告非接触者や通常プレロール視聴者と比較し、選択プレロール視聴者には、商品の特徴である「手軽にできそう、肌にやさしそう、効果がありそう」といったアピールポイントが的確に伝わったことが判明しました。
ネガティブイメージの低下に効果的
広告視聴者の購入意欲を調査したところ、「購入したいと思わない」というブランドや商品へのネガティブ イメージを持つ割合が、両広告とも広告非接触者と比較して低くなるという結果がでています。
YouTube動画広告を制作する上での注意点
広告配信の設定にもよりますが、5秒でスキップされる動画広告の場合は時間内に伝えたり、引き続きみたいと思ってもらう必要があります。
もう一方の完全視聴タイプ(5秒でスキップできない動画広告)においても、視聴者が本当にみたいのは広告が終わった後に流れる動画です。
どちらの動画広告にしても、できるだけユーザー体験を損なわないように、そして視聴してもらう動画広告でポジティブな感情になってもらえるような内容にしましょう。
視聴者維持率を上がるには企画が大切
視聴者もクスッと笑えてユニークさが楽しめる”ミッション「トランプタワーを運べ」”という企画の動画があります。
一般的な1分動画では、25秒あたりからユーザーが離脱する傾向にありますが、この動画は平均で54秒視聴してもらえることができており、25秒からのオーガニックの視聴者維持率は下がるどころか上昇しています。
動画を作るのは大変?簡単?
いざ動画を制作しようとなると「大変そう…」「費用が高そう…」「どういうのを作ったらいいかわからない…」などの思いが出てきがちです。
しかし、すでにお持ちの写真や動画を活用したり、弊社で持ち合わせている素材写真を組み合わせることによって、撮影費用を抑えた少額での動画制作が可能です。もちろん初回の10,000回広告表示保証も無料でご提供させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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