【ビデオインフォグラフィック】
参考にしたい秀逸インフォグラフィック動画5選!
企業の広告・宣伝活動の一環として、近年動画を使ったプロモーションが増えています。
特に目にする機会が増えているのが自社のサービス・商材を分かりやすく伝えるツールであるインフォグラフィック動画です。
以前の記事でも、インフォグラフィック動画の 「伝える」力の高さに注目してレポートを紹介していますが、
今回はインフォグラフィック動画の中でも特に分かりやすく情報をグラフ化している動画に注目して、
そのバリエーションや表現方法をまとめていきます。ぜひご一読ください。
テンポの良いモーショングラフィックであっという間の3分間
【日本赤十字社】What’s KENKETSU?~3分でわかる献血のはなし~
誰でも一度は見聞きしたことがある献血に関するお知らせ。
そんな大切なお知らせもインフォグラフィック動画にすることによって新鮮な感覚で改めて知ることができます。
1分以上になると視聴率が下がる傾向にあると言われているWEB動画。しかし、ここではあえて3分という時間を設けて献血に関する情報を各シーン毎に違う演出で紹介しています。
テキストアニメーションから線が伸び心電図の波形がキャラクターに変形していくカメラワークで冒頭から視聴者を動画に引き込んでいくのが特徴です。
そして、1:18秒から現在の献血者数を知らせる一番重要なデータをグラフを使って視聴者に紹介しています。
血液を連想させる雫の形グラフ中に使用し、強調するなど細かい工夫も豊富。アニメーション動画としてもテンポが非常に良く、気づいたら最後まで見てしまう動画です。
デザイン性の高い”今風インフォグラフィック動画”
羽田空港のこれから〜運用概要編〜
羽田空港野では、2020年3月29日から運用開始になる新飛行経路があります。この動画は、その告知のため公開されているシリーズの中の一本です。
動画は、報道番組風のシュチエーションや完成度の高いデザイン、アニメーションなどが特徴的なつくりになっています。
さらに、ベースカラーを青系統にし、新飛行経路を赤系統のカラーにすることで、動画の中で一番伝えたい新飛行経路を分かりやすく示すことができます。
背景のアニメーションも最後まで細かくつくり込み、グラフに関しても見やすいデザインになっているのも高ポイント。
アニメーションで強調する演出もところどころ入れている、全体的にセンスの良いインフォグラフィック動画と言えます。
3分に詰め込まれたモーショングラフィックの技術とアニメーションパターン
3分で分かるワールドコーポレーション
豊富なアニメーション演出が施されている会社紹介用のインフォグラフィック動画です。
会社紹介という性格上、複数のシーンに分け構成される種類の動画なので、各シーン毎に演出を変えていてアニメーションのバリエーションのサンプルとしても参考になるつくりになっています。
グラフの表現だけでも、ビルの建設シーンが棒グラフに変わる演出、キャラクターの動線が折れ線グラフになる演出、アップになったカラーコーンからカメラを引くと折れ線グラフが始まる演出など、多彩なアニメーション演出を見ることが可能です。
コンセプトが明確に伝わるインフォグラフィック動画
もしもシークスMosimosiiX|インフォグラフィックスムービー
このサービス紹介動画では、インフォグラフィックを使用し自社サービスの規模感を表現しています。
動画は、明るめの緑系統のコーポレートカラーに合わせ全体的にポップな印象。これまで紹介してきた動画のように棒グラフ・折れ線グラフではなく、円グラフを効果的に使うなど、円をキービジュアルにしたつくりになっています。
構成比を表すグラフとして一般的な円グラフを使用。そこから世界を連想させる地球のインフォグラフィックに展開するなど、上手く円を使いサービスのコンセプトを表現しています。
完成度の高い制作事例のお手本のようなインフォグラフィック動画
にほんのこども~中学生のいま~(videographic: About Teens in Japan)
こちらは制作会社が2013年に制作事例として公開しているオールドフィルムのような世界観のインフォグラフィック動画です。
中学校を舞台に「発表会をしている」というシチュエーションの動画です。総務省・文部科学省・厚生労働省などが公開しているデータを元に構成しているストーリー展開は完成度が高く、キャラクターのシンプルで愛嬌のあるデザインも伴って、ネガティブなデータを扱っているシーンでも安心して見ることができます。
円グラフ・棒グラフ・帯グラフが動画内で使用されていますが、特に帯グラフを食卓に見立て中学生の食生活のデータを見せるシーンは、グラフの見せ方として秀逸な演出になっています。
インフォグラフィックの「表現の多様性」
【わたし旦那をシェアしてた】 インフォグラフィックでふりかえるあらすじ2話
番外編として、インフォグラフィックの効果的な使い方をしている新しいタイプの動画を紹介します。
読売テレビ・日本テレビ系列で2019年に放送されていたドラマ「わたし旦那をシェアしてた」のあらすじ解説ではインフォグラフィックが使用されていました。
あらすじの解説にインフォグラフィックを使用するのは同社では初という事で、視聴者に話数の途中からでもストーリーの流れを端的に、理解してもらえるようにしたいという意図があったようです。
内容は、ナレーションの入らない1分ほどのインフォグラフィック動画で、ストーリーの背景である登場人物の相関図を1度見て理解できるようにインフォグラフィックで表現しています。あらすじも見やすくデザインされたテキストのアニメーションで紹介しているのが特徴で、通勤中や家事の合間などに見ても視聴者の負担にならないつくりになっています。
まさに、インフォグラフィックの「情報を視覚的に分かりやすく整理して伝える」という特徴を効果的に使用した例だと言えるでしょう。
分かりやすく情報を整理し、より伝わりやすく興味を引くストーリーが効果的な、インフォグラフィック動画活用
このように、インフォグラフィックは様々なデータをグラフで視覚的に表しやすいという特徴があります。さらにアニメーションを入れることで、伝えたいメッセージをより伝わりやすく、コンセプトをより明確に、ストーリーとして伝えることが可能。そのため、伝えたいもの・伝えたいことがある方は、是非インフォグラフィック動画の活用を検討してみてください。
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