Owned media operation 成果を出すための
オウンドメディア運用
近年ではオウンドメディアを運用する企業が増えていますが、そのうち実際に成果を出せているものは決して多くありません。オウンドメディアの運用では画像の制作・修正、ページの追加・更新などの作業が必要となりますが、単純に運用しているだけでは成果を出すことはできないのです。
オウンドメディア運用でよくある5つの課題
オウンドメディア運用で思うように成果が出せない場合、おそらく以下のいずれかが当てはまるのではないでしょうか。
こんなお困りないですか?
- 1.オウンドメディアの運用ノウハウがなく、コンテンツが作れない
- 2.人手不足でオウンドメディアの運用がまわらない
- 3.SEOを意識したライティングができないので集客できていない
- 4.ゴールが不明確なため、なんとなく更新するだけになっている
- 5.オウンドメディアの目標が達成できない
オウンドメディアは思い描く成果をもとにつくり上げていくものですが、「オウンドメディアに期待する成果」と「実際の運用」が噛み合っていない場合、上記のような問題が発生してします。つまり、企画力や編集スキル、KPI測定、パフォーマンス評価といったノウハウが足りていないということです。
また、オウンドメディアの構築と運用を別々に考えている人も多く、受託(制作)と成果(マーケティング)がリンクできていないというのも一つの要因だといえます。
そのため、オウンドメディア運用における上記の問題を解決するにはノウハウを身に付けるということと、どれだけシームレスにオウンドメディアと関われるかが重要になるのです。
ビジネス成果の目線でお客様と関わる
お客様がオウンドメディアに求めているものは成果です。そのため、「オウンドメディアの問い合わせは増えたがコストが膨大になった…」という状況は好ましくなく、お客様の成果に対して、「予算(コスト)」と「KPI・KGI」などを見なければなりません。
これらはマーケティングをする上で重要な指標となりますので、オウンドメディアの運用においても必要不可欠だといえるでしょう。
オウンドメディアの抱える課題と求められる成果は多種多様
オウンドメディアにはさまざまな種類がありますが、これと同じように各会社でも持ち合わせているリソースやノウハウ、抱えている課題、求められている成果や優先順位などに違いがあります。そのため、パッケージのオウンドメディア商材では成果を出すのが難しいといえるでしょう。
オウンドメディアでイメージ通りの成果を出すためには、それぞれの会社に合わせサービスを提供することが重要となり、「貴社には貴社の体制」といった考え方が必要なのです。ただし、どのような体制が必要かを見極めるには専門家の目利きが必要になりますので、C-NAPSのオウンドメディア運用サービスを利用するのがおすすめです。
C-NAPSではプロジェクトチームによる多彩なソリューションで、新規のオウンドメディア構築はもちろん、リニューアルやCMSの選定、プランニング、アカウント運用・改善といった細かな部分まで支援を受けることができます。各会社のビジネスを理解した専門チームが支援を行うため、クライアントに最適な柔軟性のあるサービスを提供することが可能です。
オウンドメディア運用サービス
近年ではオウンドメディア運用を支援してくれるサービスというのも数多く存在しており、どんなサービスを利用したらいいか迷ってしまう人も多いはずです。そんなご担当者のために、ここではC-NAPSの具体的なオウンドメディア運用サービスについてご紹介します。
サービス1:専門チームの構築
お客様とのやり取りとオウンドメディアの品質に責任を持つコンテンツディレクターを中心に、各企業に最適な人員を用意し専門チームを構築するというもの。お客様と定期的にコミュニケーションを取ることで短期的な視点だけではなく、中長期的な視点でもオウンドメディアをコントロールすることが可能です。また、ツールによる分析や改善提案なども行います。
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コンテンツディレクターのアサイン
マーケティング調査や戦略企画、運用方針の決定、企画の提案、クライアントとのすり合わせなど、オウンドメディア運営の責任者をアサインします。クライアントとのやり取りもコンテンツディレクターが窓口となってコミュニケーションをとっていきます。
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ライターのアサイン
コンテンツのライティング(文章)において、クライアントにとって高品質の成果物を提供できるライターをアサインします。SEO対策はもちろん、図表作成や写真の導入、画像選定などにも対応が可能で、クライアントの細かい要望にも応えることが可能です。
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専門家・監修者のアサイン
医療やテクノロジー、金融などの難易度や専門性の高い内容を扱う場合、専門家や監修者をプロジェクトメンバーに加えることで、スピーディー且つ信頼性の高い良質なオウンドメディア運用を実現することができます。
サービス2:運用ツールの導入・レポート
お客様の追っている指標はさまざまで、その指標によって改善するべき内容も変わってきます。C-NAPSでは、さまざまなツールを活用することで、お客様にとって最適な改善策を提案することが可能です。
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Google Analytics(アクセス解析ツール)
Google Analyticsでは、オウンドメディアのアクセスを詳しく分析することが可能です。サイトにたどり着くまでの流入経路や行動パターンといった貴重なデータも把握でき、多くの改善ポイントに気づくことができます。
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Google Search Console
Google Search Consoleはサイトの検索キーワードやクリック数などの検索パフォーマンスや、URL別のGoogleでのインデックスの状況を測定できるツールです。問題部分を修正することでGoogle検索結果における注目度を高めることができます。
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SiTest(ヒートマップ解析ツール)
SiTestではスクロールやクリック、タップなどのヒートマップを解析することができます。ヒートマップとは、サイト訪問者のマウスの動きや熟読時間などを可視化したもので、数値ではなく色のグラデーションで確認が可能です。これを確認することで「ユーザーが何に興味をもっているのか」「どこに注目しているのか」を知ることができます。
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Quant(クリエイター管理分析ツール)
Quanはクリエイターの管理やコンテンツ管理、レポートなどの機能が利用できるサポートツール。コンテンツマーケティング効果を最大化するために「クリエイター能力の可視化」や「記事の読まれ方の解析」も可能となっています。
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EmmaTools(SEO・ライティング・ヒートマップ・アクセス解析ツール)
EmmaToolsは、「サイトアナリティクス」「Webライティングツール」「ヒートマップ」といった3種類のツールに加え、AIがクライアントに必要な対策をリスト化して提案してくれるサービスです。これにより迷わずサイトの改善を行え、パフォーマンスを向上することができます。
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Keyword Mania
Google Analyticsでは、ユーザーがどのようなキーワードで流入してきたかが不明な場合に「not provided」と表示されますが、Keyword Maniaではこれを可視化することができ、より効率的なSEO対策が可能になります。
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GRC(SEO調査ツール)
GRCはSEOの検索順位がチェックできるツールで、同種のツールの中でも特に人気の高いツールとなっています。検索順位状況を把握しながら、コンテンツの追加や修正をしてSEOの上位表示を狙っていきます。
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MIERUCA(SEO解析ツール)
MIERUCAは、AIを利用して自動でSEO対策をしてくれる非常に便利なツール。コンバージョンキーワードの推定、検索ユーザーニーズ調査などができ、コンテンツ作成の時短で担当者の負担が軽くすることにも役立ちます。
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パスカル
パスカルは「ランキング分析」「競合分析」「SEO対策」「キーワード選定」の4つの機能が備わっているツールで、コンテンツを上位表示させたり共起語を調べたりする際にも便利です。また、改善要素の提案には検索結果で上位表示されている競合サイトの統計データが加えられているため、効率的にSEO対策を実施することができます。
サービス3:定期的なコンテンツの改善
コンテンツディレクターを中心に、さまざまなデータを元にしたコンテンツの企画・制作・改善をします。弊社には紙媒体にも対応できるベテラン編集者(校正・校閲兼務)とライターがいるため、、オンライン・オフラインを問わずにオウンドメディア運用の対応が可能です。
また、ライティングだけではなくデザイナーも所属しているため、ビジュアルで説明したほうがよい図説やイラストといったグラフィックも制作できます。さらに、オウンドメディアで利用しているCMSやSNSの投稿も可能ですので、コンテンツの企画制作から情報発信まで幅広く対応することができます。
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編集会議
オウンドメディアを効率的に運用するには、編集会議も必要不可欠です。お客様へのヒアリングや意見交換を定期的に行い、その内容をメンバーに落とすことで、企画出しやレポート提出、改善提案などの作業がより効率化し、共通認識を持ったオウンドメディア運用が実現できます。
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運用データをコンテンツ企画に反映
編集会議でお客様と密なやり取りをしながら、お客様の持っている独自のデータやヒアリングで得た情報などをコンテンツの企画に取り入れていきます。 また、近年では顧客の行動が複雑になってきていることから、業界の流行・時節・時事といった要素や、これまでの運用データの解析などに基づいて判断・アクションをするデータドリブン(Data Driven)が重要視されています。そのため、幅広い運用データを反映することで、より結果が出やすいオウンドメディアを運用することが可能です。
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リライト
ヒートマップなどの解析ツールから、ユーザーにとってわかりにくいと思われる箇所やSEO対策のためのチューニング、コンテンツの変更、修正、追加などを行います。運用時の改善には、コンテンツのリライトが必要不可欠といっても過言ではないでしょう。
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CMS投稿代行
オウンドメディアを運用する際は、「誰がどこまでやるのか」を決める必要があり、メディアを構築した会社もしくはそのツールを取り扱った実績のある企業がやるというのが一般的です。
弊社ではオウンドメディアの運用やコンテンツ制作に加え、WordPressやMovable Type、Sitecore、Clipkit、Drupal、MakeShop、EC-CUBEといったさまざまなCMSの運用が可能ですので、これまで使ったことのないツールにも柔軟に対応することができます。
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SEO対策
これまで培ったSEOのノウハウと検索エンジンのトレンドを常におさえ、小手先だけのハック的なブラックハットSEOではなく、「コンテンツの質の改善」というSEOの本質を捉えたホワイトハットSEOで検索順位の上位表示を実現します。
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