海外でドローン撮影
「フィリピン ボクシング興行編」

海外でドローン撮影「フィリピン ボクシング興行編」ページのイメージ画像
投稿者:内藤 一樹

はじめまして、映像クリエーターの内藤です。

映像業界の入り口はキヤノン5D MarkⅡの一眼ムービー、

そこからGoProなどのガジェット系カメラも使い倒し、

現在はもっぱらドローンの虜に。世界中で飛ばしています。

動画を活用してどんな課題を解決したいですか?

フィリピンボクシング興行 ドローン空撮

元プロボクサーの友人から、

「フィリピンでボクシングの試合が決まった、これがホントに最後の試合になると思う」

と連絡をもらい、これは一生に一度あるかないかの撮影チャンスと思い、

当時勤めていた会社に有給届けを出し、フィリピンのネグロス島へ撮影をしに行ってきました。

撮影はワンマンオペなので機材を分担することが出来ず、

しかも、試合会場までの道のりがセブ島からフェリーに乗り、

そのあと乗合バス、最後に三輪タクシーを使ってようやく会場入りするという、

かなりハードな行程が予想されたので、着替えなど現地で調達出来そうなものは、荷物から削り、

撮影機材を含む全ての装備を30リットルのバックパックに収めてフィリピンに乗り込みました。

フィリピン撮影機材リスト

■キヤノン6D / キヤノン EF24-105mm F4

いまさら私が紹介するまでもない王道なセット。

しかしボディもレンズも暗所に不安がある為、

試合会場があまりにも暗かったらどうしようと思っていたのですが、

会場内はド派手なライティングがびっしり設置されており杞憂に終わりました。

■DJI Osmo

Osmoに一脚を取り付け、疑似クレーンショットとしてリングサイドからの撮影や、

花道の入退場の撮影に使用しました。

Osmoの画にはだいぶ助けられたのですが、WiFiでカメラとモニターを接続する為、

2千人規模の会場で使用する場合、自分のWiFiを探すのにだいぶ時間がかかり、

シャッターチャンスを逃すことがままありました。

■DJI Mavic Pro

フィリピンでの撮影が決まり、Phantom4だと機体が大きすぎて運搬が大変そうなので、

急遽購入したDJI Mavic Pro。初フライトがフィリピンだったのですが、

ピント合わせが必要な機体ということを知らずに飛ばしてしまい、

撮影初日はピントが甘々な素材を量産してしまいました。

2日目からはだいぶ操縦にも慣れ、Mavic Proの小さな機体に詰め込まれた

ポテンシャルを発揮できるようになりました。

 

以上の機材を使用して撮影したものがこちらです。

 

2千人収容の会場でドローンを飛ばす際の注意点

会場内をドローンで空撮するにあたり、まずは興行のプロモーターにコンタクトを取り

飛行許可を得ました。法的にも人から30mの距離が取れていれば問題なさそうでしたので、

万が一落ちても問題ないよう、人の真上は飛ばさずに会場の端をスライドさせて空撮。

ひやりとしたのが、送信機と機体の電波ロスト。

Mavic Proの伝送システムはPhantomやinspireよりも優秀なOcuSyncをしているので、

電波ロストは少ないという評判でしたが、割と頻繁に途切れました。

テレビ局のクルーも会場に来ていたので無線による混線が濃厚。

なんにせよ、そういうことが起きるという心構えのもと、

動揺せずに飛ばすことが大事だなと思います。

ちょっと分かりづらいですが、会場隅にあるバックステージからドローンを離陸させて撮影しました。

フィリピンへのドローン持ち込みと空撮に関して2017年5月時点

フィリピンで空撮するにあたり事前にフィリピン大使館へドローンの持ち込みが可能かどうかと、

以下のサイトでフィリピンのドローン法規に関して調べました。

 

各国のドローン法規を載せているサイトです

Philippine Drone Laws

フィリピンのドローン法規に関して説明したアニメーションです

Remotely Piloted Aircraft (RPA)

 

今回の撮影の際は、セブ空港を利用しましたが、

持ち込みに関して得に問題ありませんでした(2017年5月時点)

実際に持ち込んだ人や現地で飛ばしている方の情報は、

トリップアドバイザーやFacebookのコミュニティを使って事前に収集しました。

だいぶタイムリーな情報が出ているのでお勧めです。

 

国内もそうですが、各国のドローン法規はあっという間に変わってしまうので、

過去の情報をあまり鵜呑みにせずに、

事前に大使館や国のドローン法規を調べるのはマストかと思います。

各国でのドローン撮影に関して、日本からの情報はだいぶ少ないので、

こちらでこれからも少しづつ紹介できたらと思います。

次回はスリランカ編を予定しております。

 

 

 

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内藤 一樹

カメラマン / ドローンオペレーター / エディター

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